紙クロス「オガファーザー」について
オガファーザーは環境保護先進国のドイツで生まれた、ウッドチップと再生紙を組み合わせて作られたクロス（壁紙）です。原料は木と紙のみのため、環境への負担が少なく、特にヨーロッパでは高く評価されており、一般的に広く普及しています。
紙の質感は日本で建てられている住宅の内装にマッチし、ウッドチップによる凹凸感がお部屋にアクセントを与えてくれます。エコロジーでシンプルな素材ながら、独特の風合いと高級感ある見た目を演出できるとあり、田中住プランニングが自信を持ってお勧めする新たな住宅用のクロスです。
オガファーザーのメリット
調湿性と通気性に優れている
日本の気候は湿度が高く、カビが住宅内でも繁殖しやすい環境であることが特徴です。通常のクロスだと水分を放出できず、湿度の高い状態が続き、カビやすくなってしまいます。感染症やアレルギーのリスクが高まり、さまざまな健康被害の原因になる恐れもあるのです。
一方、オガファーザーは通気性が非常によく、水分による影響を受けにくいため、カビや結露の発生を防いでくれます。お部屋の湿度を一定に保つ調質性にも優れており、一年を通して快適に生活できます。
住む人の暮らしの健康に寄り添った素材
クロスには使われているのは、天然素材のみです。ホルムアルデヒドのような有害物質は一切含まれておらず、シックハウス症候群になるリスクがありません。住む人の暮らしに寄り添い、大切な家族の健康を守ってくれる役割を持っています。エコロジー建築の認証制度でもある、EPD（Environmental Product Declaration）でも推進されており、その安全性が証明されています。
貼り替えが不要でメンテナンスがしやすい
クロスを一度貼った後に、色あせたり汚れが付いたりした場合は、貼り替えの必要がなく、クロスの上から塗り直しが可能です。複数回の塗り重ねが可能であり、クロスを全部貼り替えるような手間やコストもかかりません。メンテナンス用のデュプロンという自然塗料は、漆喰のような滑らかさとツヤのある美しさを併せ持っており、お部屋を新築のように蘇らせてくれます。
DIYを楽しめる
オガファーザーの壁紙を塗り直す際は、デュプロンという水性の塗料を使用します。ローラーを使って塗る作業は、DIY好きな方やお子様も一緒になって壁のイメージチェンジを楽しめます。カラーバリエーションも豊富ですので、新たなカラーにチャレンジしたり、部分的にカラーを変えたりなど、お部屋の雰囲気を自由自在にカスタマイズできるのです。
最後に
今回は、紙クロス「オガファーザー」をご紹介させていただきました。
「オガファーザー」は自然素材ですので昨今の高気密住宅との相性が良いとされています。
ご関心がある方、お気軽にお問い合わせください。
