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セルロースファイバーの特徴とは?断熱性能や費用、メリット・デメリットを解説

セルロースファイバーの特徴とは?断熱性能や費用、メリット・デメリットを解説

高気密高断熱住宅を適正価格でお届けする田中住プランニングです。

注文住宅において断熱材選びは、住まいの心地よさや光熱費を大きく左右する重要な決断です。

なかでも自然素材由来の「セルロースファイバー」は、高い断熱性能だけでなく、調湿や防音など多機能な魅力を持つことで注目を集めています。

この記事では、将来の暮らしをより豊かにするために知っておきたいセルロースファイバーの特徴や実務上の注意点を分かりやすく解説します。

セルロースファイバーで変わる暮らしの体験価値

セルロースファイバー(天然木質繊維の断熱材)を採用することで、住まいの空気感や静けさは劇的に変化します。単に部屋を暖かく保つだけでなく、五感で感じる心地よさが日々の暮らしにゆとりをもたらしてくれます。

静かで快適な朝と夜を叶える防音性と断熱性

セルロースファイバーは、新聞古紙などの天然繊維が複雑に絡み合って形成されています。繊維の隙間にある無数の空気胞が音の振動を吸収するため、優れた吸音効果を発揮するのが大きな強みです。幹線道路が近い立地や、雨風の強い夜であっても、室内は驚くほど静かで穏やかな時間が流れます。朝、外の騒音に邪魔されることなく心地よく目覚められる寝室環境は、毎日の健康を支える大切な基盤となるでしょう。

また、この高密度の繊維構造は、外からの熱の侵入や室内からの熱逃げをしっかりと防ぎます。夏はエアコンの冷気が逃げにくく、冬は暖房の暖かさが長く維持されるため、朝起きた

瞬間の足元の冷え込みが和らぎ、一日中安定した室温をキープしやすくなります。

結露を抑えて家族が健康に過ごせる室内環境

木から生まれたセルロースファイバーには、周囲の湿度に合わせて水分を吸放出する自然の「調湿性」が備わっています。梅雨時などの湿度が高い時期には余分な湿気を吸い込み、冬場の乾燥する季節には抱え込んだ湿気を室内に放出することで、部屋の空気を常に快適なバランスに保とうと働きます。この調湿効果により、日本の住まいにとって長年の課題である壁の内部や窓まわりの結露を抑制する効果が期待できます。

結露が抑えられることは、カビやダニの発生リスクを減らすことにも直結します。デリケートな肌やアレルギーを持つご家族にとっても、空気がきれいで清潔な室内環境は、何よりの安心材料になります。家全体の呼吸を促すような自然の調湿力は、日々の暮らしに確かな安らぎをもたらします。

セルロースファイバーの特徴と計画の考え方

家づくりにおいて断熱材を検討する際は、素材の特性を正しく理解し、費用と性能のバランスを見極めることがとても大切です。

セルロースファイバーの基本と素材の安全性

セルロースファイバーは、回収された新聞古紙を主原料とし、そこにホウ素系薬剤を添加して作られる断熱材です。新聞紙と聞くと「燃えやすいのではないか」「虫がわくのではないか」と心配される方もいらっしゃいますが、ホウ酸のはたらきによって高い防耐火性と防虫・防カビ効果が備わっています。万が一の火災の際にも激しく燃え広がりにくく、シロアリなどの害虫を寄せ付けにくい特性を持っているため、木造住宅の耐久性を高める役割も果たします。

また、化学物質をほとんど含まない天然繊維ベースの建材であるため、シックハウス症候群などの健康リスクが低い点も、エコフレンドリーな住まいを目指す方にとって大きな魅力です。

製造時や廃棄時のエネルギー消費量も少なく、地球環境にも人にも優しいサステナブルな素材として評価されています。

施工方法と費用

セルロースファイバーは、工場でシート状に加工された一般的なグラスウールなどの断熱材とは異なり、現場で専用の機械を使って壁の中に直接吹き込む「充填工法」が主流です。隙間なく細部まで断熱材を行き届かせることができるため、コンセントまわりや配管周りといった熱が逃げやすい複雑な箇所も確実にカバーでき、安定した断熱性能を発揮します。

セルロースファイバー施工の様子

 

一般的なグラスウールと比較すると、専門技術による施工費が必要となるため、初期費用(イニシャルコスト)は高くなる傾向があります。

例えば、高性能グラスウール24Kからセルロースファイバーに変更した場合、追加費用はおおよそ15万円になります。

しかし、将来にわたる冷暖房費の削減効果や、結露防止による建物の寿命向上、そして日々の暮らしの快適性を考慮すると、長期的な費用対効果は非常に高いと考えます。

初期コストはやや高めですが、隙間のない施工性と数々の付加価値により、生涯にわたる高い費用対効果を期待できます。

よくある失敗・誤解と後悔を防ぐ回避策

メリットの多いセルロースファイバーですが、検討段階で陥りがちな誤解や、施工後に後悔しないためのポイントもしっかりと押さえておきましょう。

将来的に断熱材が沈み込む?

「吹き込み式の断熱材は、年月が経つと自重で重力に従って下部に沈み、上部に隙間ができてしまうのではないか」という質問をよくいただきます。沈み込みを防ぐためには、「密度」が重要です。

田中住プランニングでは、「55kg/㎥」吹き込みしています。

パンパンになるまで吹き込むことによって沈み込みは防止することができます。

画像は沈み込みの実験として約5年ほど前に吹き込みしたものです。現状では沈み込みは確認されていません。

施工会社の技術力による品質のバラつき

セルロースファイバーの性能を100%発揮させるには、職人の高い技術力が欠かせません。パンパンに均一な密度で詰め込まれていないと、沈み込みや断熱欠損が発生します。

施工を依頼する際には、工務店やハウスメーカーに対して「これまでにセルロースファイバーの施工実績がどのくらいあるか」を確認しておくことをおすすめします。

まとめ

セルロースファイバーは、高い断熱性、独自の防音性、そして優れた調湿機能をあわせ持つ、日本の気候風土にとても適した断熱材です。

初期の導入費用はやや高めですが、冷暖房費の削減効果や、結露のないクリーンな室内環境、そして静かで心地よい暮らしをもたらす価値は、何ものにも代えがたいものです。

まずは、家づくりを共にするハウスメーカーや工務店に対して、セルロースファイバーの施工実績や対応の可否を直接尋ねてみてください。

田中住プランニングはセルロースファイバーの施工実績が豊富です

田中住プランニングでは10年ほど前からセルロースファイバーを採用しており施工実績が豊富です。

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